5月27日よりGOHONで展示をしていただく
伊藤歌奈子さんのアトリエにお邪魔してきました。
次回展覧会のお知らせを兼ねて報告したいと思います。
徳重にあるアトリエ「i/o」は工場跡地を改装した共同アトリエで、
現在１０名弱の同世代の作家さん達が利用しています。
天井が高く、広さも十分の使いやすそうな空間でした。
なんと２階もあります。
こちらが伊藤さんのスペース。
真ん中にさりげなく写っているのは伊藤さん本人です。
なお、制作中の作品については
是非会場まで見に来て欲しいという思いからチラ見せ気味でお送りしております。
過去作品より
｢ストロボ｣ 600×590mm / 2010
伊藤さんは、次の瞬間には消えてしまうような刹那的な「存在」を描いている作家です。
それは移り変わる景色であったり、一瞬の光であったり、色であったり、
意識しなければすぐに失くなり記憶にも残らないような儚いものですが、
伊藤さんはその「存在」を優しくとらえ、キャンバスに残します。
今回の個展では、タブローに加えドローイングも多数展示します。
比較的短時間で起こせるドローイングと、時間を必要とするタブロー。
瞬間的な「存在」を残そうとする伊藤さんにとって、その方法の選択は重要です。
5月28日（土）に開催されるオープニングパーティーでは、
タブローとドローイングについて、
選択されたモチーフとその表現についてなど、
制作についてのあれこれを話して頂く予定です。
伊藤歌奈子「Laboratory」
5/27（金）, 5/28（土）, 5/29（日）, 6/3（金）, 6/4（土）, 6/5（日）
（※ 金、土、日のみオープン）
11:00~19:00
オープニングパーティー＆作品解説： 5月28日（土）18:00〜20:00
是非ご高覧下さい。