2011/06/11

伊藤歌奈子展搬出の様子

 作品を外す係

 壁の練りゴムを剥がす係

 作品裏の練りゴムを剥がす係


メンバー高橋(作品裏の練りゴムを剥がす係)です。

伊藤歌奈子展「Laboratory」が、6/5(日)で終了しました。
沢山のお客様に来て頂き、伊藤さんも私も多くの事を学ぶことができました。

私は昨年の11月に同じGOHONで個展を開き、
今回は企画者として展示に関わらせてもらったのですが、
作家として行う展示と企画者として関わる展示では
展示に向かう気持ちも責任の感じ方も学ぶものの種類も思った以上に違いました。

他の作家さんの展示に深く関わることで、
自分の作品をいつもとは違う視点から見つめることが出来たのも大きいです。



展示を振り返りながら搬出を終え、GOHONはまた白い空間に戻りました。
御来場いただいた皆様、ありがとうございました。

伊藤歌奈子さんの次の展示予定は、10月のGalleryIntroartでの個展です。
今回の展示を通してまた新たな課題や興味が生まれたという
伊藤さんの今後の活躍にご期待下さい。

2011/06/09

取材→勉強会!

先週末の6月4日、ギャラリー終了後。伊藤さんの作品展示のスペースをちょっとお借りし、名古屋造形大学の同窓会誌「造形」の取材を受けました。内容は、GOHONを立ち上げたきっかけから始まって、名古屋のアーティストランスペースについて。座談会形式で行いました。

この日取材をしていただいたのは、名古屋造形の同窓会誌を編集している鈴木敏春さん。
鈴木さんは長年、同窓会誌で卒業生の活動をこまめにチェック、取材されています。GOHONも何度も訪れてくださっています。まだGOHONを知らない先輩方へのPRも兼ねて次回の同窓会誌に掲載していただけけることに。

鈴木さんは同窓会誌以外にも、この地方のアート関連の雑誌に紹介や批評。またNPO活動もされていたり。とてもお忙しい様子。この日も常滑での取材を終えてのGOHONでの取材。

まずは、この日参加した6人のそれぞれの想いをひとりずつお話。
そして、鈴木さんのお話へ。実は、鈴木さんも20代の頃、名古屋の長者町で8号室というオルタナティブスペースの運営に関わっていらっしゃった一人。

アーティストランスペースをしていた先輩の話を聞かない手はない!っという事で、今回は取材兼、勉強会という形を事前にこっそりお願いしていました。

8号室が運営されていた頃の時代背景から、どんなアーティストに展示してもらっていたか。今ではかなり有名な方のお名前が次から次へと。。。
読書会という勉強会を行っていた事。名古屋は現代美術が盛んな地域だったこと。私達が知らない熱いお話をたくさん聞かせていただきました。

現在は展示を中心にGOHONは活動していますが、 こういった形でゲストの方とテーマを設けてお話していくのもかなり勉強になる!そして単純におもしろい!

これからGOHONの企画していく中でメンバーもかなり刺激を受けました。 まだまだ始めたばかりの私達、座談会というよりむしろ鈴木さんのレクチャーになってしまった事に少し反省しつつ…造形誌を楽しみにしたいと思います。

吉田 葵