2011/11/06

ART LINE 01 搬入~シンポジウム報告!
















岡崎のmasayoshisuzukigalleryにてART LINE 01 が始まりました。


















11月3日に搬入を行いました。当日は、i/o メンバーより3名、GOHONメンバー8名の搬入となりました。展示の大枠は鈴木正義さんよりアドバイスをいただきながら作業。i/oは7名、GOHONは10名の総勢17名のグループ展です。i/o、GOHONともに絵画領域を大学で学んだという共通項があり、今回は絵画作品の展示になっています。















この日の搬入後は、GOHONメンバーでi/oのオープンスタジオパーティへ!以前から噂には聞いていましたが、すごく広くて快適そうなアトリエです。もともと医療器具メーカーの倉庫だったというこうとから倉庫とは思えないとてもキレイな空間です。
















i/oはスタジオとしてのスペースはもちろん、こういったくつろぎのスペースがあるのが羨ましいです。落ち着いて作品の話やミーティングができそうです。シンポジウムを前に軽く打ち合わせもさせていただきました。メンバー、集まる先輩方、先生方など、人の行き来が感じられるあたたかい空気感の漂うスタジオです。当日ふるまわれた豚汁も愛情たっぷりで、おいしかったです。













さて、そして展示の企画のメインでもあります、シンポジウムが18:00より行われました。雨の中、また、秋のアートイベントがいろいろな所で重なる中、多くの方にご参加いただきました。お越しいただいた皆様、ありがとうございます。作家サイドからの、行政からの、また、建築家の方など今日のシンポジウムの最後は多方面の参加者の方からの意見を聞く時間もありました。



パネリストの武藤隆さんには、GOHONの線跡のオープニングパーティ、i/oのオープンスタジオの両方へお越しいただき、今日のシンポジウムまで少しづつGOHONの現状のお話をさせていただいていました。建築家という立場ながら、アーティストの視点にも立って物事を考えられる方で、私達の行っている活動に対しても随分と真剣にお話を聞いていただきました。




オルタナティブスペースとはなんだろう?という今回のテーマにGOHONがどれだけ答えが出せたかはわかりませんが、私達の活動から何か感じていただける事が少しでもあれば、それはとても嬉しい事です。




今日の副主題でもあった、まちづくりに今GOHONが関われているか、というと…否です。




しかし、今日のトークの最後にGOHONとしてコメントをしましたが、いろいろな人と繋がる、関わりを持てる事が作家にとって、確実に成長のきっかけになります。厳しい言葉、励ましの言葉、どんな言葉でもGOHONのメンバーにとってはこの先活動を続ける上での糧となる事と思います。ぜひ、お越しになってメンバーとお話をしてください。お待ちしています。




実は、今日がGOHONをオープンしてちょうど1周年。1年前の自分達が、今日このような展示、イベントに参加できる事とは、とても想像していませんでした。人と人とのつながりは本当に不思議です。今回の企画をしていただいたmasayoshisuzukigalleryの鈴木正義さんには、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。




ART LINE 01の展示は、11月21日(月)まで。火、水は休廊します。GOHONメンバー、i/oメンバーの作品を紹介していただく展示です。よろしければ岡崎のmasayoshisuzukigalleryまで是非おでかけ下さい。






吉田葵